ひかるの読書

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宮本語録集1988-2013

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よくブチ切れしてるイメージが強い、エレファントカシマシ宮本浩次さんの名言集。

1番面白かったのは、

火鉢は暖房器具として使ってたんですよ。
一酸化炭素中毒になりましてね。….何考えてたんでしょうね!


っていう謎すぎる発言w

あとは初期のトガりまくってる頃の発言ですね。




もう完全に反体制人間だったんですよ、高校の時に。


もう完全に反体制人間だったんですよ、高校の時に。

何に対しての「反体制」なのかはわかりません。

仮に国家や政治、既存の音楽産業に対してだとすると、あまりに早熟ですね。

大学生ではなく高校生の時に、ですからね。

高校生の時は何も考えてないもんでしょ。

それに知識もない。



しかし上記の宮本さんの発言には、並々ならぬ覚悟を感じます。

どんだけ早くから目覚めてたんだと。

すごいのは間違いないんですが、まあなんというか、イキってますよね(笑)





今日は拍手を許す。


宮本さん、あざーっす!




何笑ってんだよ、お友達じゃねぇぞ!


こんなこと言われたら確実にオシッコちびりますわ。
それだけ初期の宮本さんは真剣だったんでしょう。




肉を削って血で書く。
歌だけが歩いているっていう風になりたいんです。


宮本さん、命削って魂燃やしてます。
90年代頭の邦楽を振り返ってみても、こんなキャラの人はいなかったでしょう。
ブランキー浅井健一は少し方向性が違いますし。

あとどこかで言ってみたいですよね。
「俺の文章は肉を削って血で書いてるんだ」って。




俺に言わせれば成功っていうのは、
書きたいことがなくなった時が成功だから。


これカッコよすぎでしょ。
「成功=金」じゃねーんだと。




"異端" とか言われてるのはダメ、
これが本当だってならなきゃ。


アンダーグラウンドではダメなんですよ。
王道を歩かなきゃ。

この発言には、売れる売れないの葛藤が混ざってそうです。





というわけで、いかがだったでしょうか。

「お客様は神様」という風潮が強い日本において、「何笑ってんだよ、お友達じゃねぇぞ!」と言えるすごさ。

パーティピーポーとかタオル回しとか、「ふざけんじゃねーぞ」と。

「黙って正座して聴け」というメッセ―ジを、J-POPのフィールドで打ち出したのは革命的だと思います。



そんな宮本さんの魅力が詰まった「宮本語録集」。

ぜひ正座しながら読んでみてください。