ひかるの読書

ビジネス書を中心に気に入った言葉をご紹介!

2017-01-01から1年間の記事一覧

堀江貴文・井川意高「東大から刑務所へ」

カジノで106億8000万円を失った井川意高さんとホリエモンの対談本。検察官のヒドさや刑務所での生活模様を知ることができて面白かったです。 東大から刑務所へ (幻冬舎新書)作者: 堀江貴文,井川意高出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2017/09/23メディア: 新書…

加島祥造「求めない」

ないものねだりを止めると人生楽になるよ、をテーマにした詩集。体(衣食住)よりも頭(知ること)を使い過ぎるとしんどくなるから、3分間だけでも求めることを止めて体を頭の支配から解放してごらんという所がいいなと思いました。たまには空を見上げてボ〜…

清水幾多郎「論文の書き方」

350冊目到達。えらいえらい(*^^*) 360冊目指して頑張ろう♪ 「が」の使い方を考察した章が面白い 彼は大いに勉強したが、落第した。 彼は大いに勉強したが、合格した。 2つの句の関係がプラス、マイナス、ゼロにかかわらずに使える「が」は便利ですが、新聞記…

小林美希「夫に死んでほしい妻たち」

背筋凍りました。これ読んだら「一生懸命家事しよう」と思いますし、実際率先して行うようになりました。どういった言動で妻は傷つくのかを学ぶことができます。遺骨を袋に入れて電車内に置いたまま立ち去ると、忘れ物としてJRが回収します。山手線ならぐる…

内田樹「街場の天皇論」

自民党の憲法改正草案は新しい 内田樹「街場の天皇論」を読みましたが抜群に面白かったですね。天皇や安倍政権に関するエッセイ集ですが、その中でも印象的だったのは憲法について。世界ではグローバル資本主義という「新しい」経済システムと国民国家という…

「ヒクソン・グレイシー 無敗の法則」

勝つことを優先したことはない。何よりも大事なのは、生き残ることだ。 どんなことをしても自分を守る 最悪の状況に陥っても落ち着く 時間を稼ぎながらチャンスを待つ ケガをせずに家に帰る、トラブルに巻き込まれないことも立派なスキルなのです。 生き残る…

中野京子「中野京子と読み解く名画の謎 陰謀の歴史篇」

絵の解説を受けながら中世ヨーロッパの歴史も学べる本。甲冑は一人で脱ぐのは不可能なので戦闘後は糞尿まみれ。従者はそれを綺麗にするがヨーロッパは水が貴重なので砂や石でこする程度。騎士は悪臭ぷんぷんの甲冑を着て次の日も戦うそうですw 中野京子と読…

「非正規クライシス」

非正規公務員が公共サービスを担うのは限界 正規公務員が急速に減る中で生活保護世帯の増加や保育所不足で仕事が増え、人件費の安い非正規に頼らざるを得ない状況になっている。非正規という雇用劣化が将来に希望が持てない人達を生み、それを国や市は黙認し…

岡田武史・羽生善治「勝負哲学」

指導の本質は、教えるのではなく引き出すこと エデュケーションの語源はラテン語のエデュカーレで、まさに「引き出す」という意味。修正や矯正はできるだけ排除して、自分自身で気づかせる。 岡田監督の↑の言葉が良かったです。 将棋で大切なのは協力意識 将…

雀ゴロK「フリー麻雀でもネット麻雀でも使える 現代麻雀最新セオリー」

ネット麻雀「天鳳」800万局のデータを解析して新セオリーを提言している本。文字数が少なくて平易な文章、そして著者の優しい人柄がにじみ出ていてすごく読みやすかったです。 常に完全1シャンテン維持は時代遅れ 現代麻雀だと「テンパイまでは目いっぱい構…

羽海野チカ「3月のライオン」

桐山の親友二海堂の名台詞。若くして亡くなった村山聖九段がモデルだから、いつか死ぬのではと思うと泣けてくる。 羽海野チカの『3月のライオン』を読みました。ストーリーも良かったですが、それ以上に比喩の使い方が素晴らしかったです。僕の大学時代の先…

G・ウザク「麻雀 傑作何切る300選」

麻雀 傑作「何切る」300選作者: G・ウザク,福地誠出版社/メーカー: 三才ブックス発売日: 2016/08/06メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る牌効率の基礎や、3345と3456のどちらが形として優秀かを学べるので勝率アップにつながる。赤ドラを重要…

「不可能を可能にする大谷翔平120の思考」

340冊目到達。えらいえらい(*^^*) 350冊目指して頑張ろう♪ できるとするのは自分、できたと見るのは他人。 投手専念か、打者専念か。どちらかを諦める考えに苦痛を感じていた大谷に、「二刀流」という斬新でポジティブなプランを日本ハムは提案した。何事も…

棚橋弘至「棚橋弘至はなぜ新日本プロレスを変えることができたのか」

ポジティブシンキングの前にすべてを受け入れる 棚橋弘至「棚橋弘至はなぜ新日本プロレスを変えることができたのか」を読みました。前向きで明るい性格な上にキッチリ批判もするので、読んでて清々しい気持ちになれる名著でした!冒頭の1文も名言ですし、そ…

吉田豪「聞き出す力」

インタビューにはテクニック以前に一般常識が非常に大事 ちゃんと相手のことを下調べするのも一般常識。よっぽどの才能や人気でもない限り、常識がないと仕事はなくなります。常識を無視して好きにやった結果、ほとんどの仕事を失ったのがターザン山本でした…

吉田尚記「なぜ、この人と話をすると楽になるのか」

コミュニケーションはゲームだ、気まずさを回避する協力プレーだ ゲームだから定石があり、盤面解説をすることもできます。敵キャラは「気まずさ」であり、対戦型ゲームではなく協力プレーだという視点が新鮮でした。だから「絶対に勝つ討論術」みたいなコミ…

「るるぶ山形 鶴岡 酒田 米沢 蔵王'18」

るるぶ山形 鶴岡 酒田 米沢 蔵王’18 (るるぶ情報版(国内))作者: JTBパブリッシング出版社/メーカー: JTBパブリッシング発売日: 2017/04/26メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る1,620円のフルーツパフェは迫力満点! 絶対腹いっぱいになりそうw他に…

「るるぶ北海道'18」

るるぶ北海道’18 (るるぶ情報版(国内))作者: JTBパブリッシング出版社/メーカー: JTBパブリッシング発売日: 2017/03/13メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る香港、ナポリと並ぶ世界三大夜景のひとつ、函館山の夜景は写真で見ても綺麗大草原の中にベ…

「平成日本タブー大全2018 分裂山口組と安倍政権とジャニーズ事務所の黒幕」

オリンピック開催と禁煙実施はセットになっているのと、タバコを巡る自民党と小池百合子の駆け引きは勉強になった。あと森友問題をパッシングしていた新聞各社も過去に格安で国有地を購入していたというのも面白かった。 平成日本タブー大全2018 分裂山口組…

大橋拓文「囲碁AI時代の新布石法」

ひふみんや藤井四段によって将棋が注目される中、人間のタブーを破る囲碁AIの革命的な碁。劇的な進化を遂げている2017年囲碁の特徴をわかりやすく解説。思考の自由を手に入れるための本。今は将棋よりも囲碁の方がアツい。常識が日々ぶっ壊されてますから! …

「名刺ワンダーランド2」

名刺の裏面にギターのコードを印刷 名刺ワンダーランド 2 ごあいさつの作者: PIE BOOKS出版社/メーカー: パイインターナショナル発売日: 2015/11/24メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る裏面を有効活用できている名刺はあんまりない…

吉田照幸「おもしろい人の会話の公式」

サラリーマンNEOやあまちゃんの演出に携わってきた著者が、楽しい会話の秘訣を紹介。 愛の告白より、緊張を告白せよ 話題は「an-an」で見つける ピーチで見たままを話す勇気 おもしろいことを言わなくてもおもしろいと思われるテクニックが満載! 「おもしろ…

近藤正高「タモリと戦後ニッポン」

330冊目到達。えらいえらい(*^^*) 340冊目指して頑張ろう♪タモリの足跡を通して戦後の文化史を振り返る本。赤塚不二夫よりも先に山下洋輔トリオとの出会いがあって、タモさんは才能を認められたんですね。そして山下洋輔トリオも、デタラメな外国語をよく宴…

ネルケ無方「なぜ日本人はご先祖様に祈るのか」

曹洞宗の住職かつドイツ人であるネルケ無方さんが、日本とヨーロッパの宗教観の違いを教えてくれる本。 死の「穢れ」の意味は「気枯れ」といわれている。 日本人は頑張り過ぎ。「終活」という、死ぬことまで頑張っている。 なるほどの連続! 自然なのは「枯…

田口壮「プロ野球・二軍の謎」

二軍監督は中間管理職 常に上司(一軍)からの期待に答えられるよう順日をし、部下(コーチや選手たち)の状況を把握して、どちらにとっても仕事がしやすいように、臨機応変な調整役でいなければならない 新人二軍監督田口壮さんが二軍の世界を解説! 二軍と…

さやわか「僕たちのゲーム史」

スーパーマリオブラザーズのようなゲームは、どうして生まれなくなったのか? ボタンを押すと反応する 物語をどのように扱うか この2点に注目しながらゲームの歴史を整理し、上記の問いへの答えを探します。 ロールプレイングとして迎えられた『スーパーマリ…

本田弘之「街の公共サインを点検する」

街の公共サインを点検する作者: 本田弘之,岩田一成,倉林秀男出版社/メーカー: 大修館書店発売日: 2017/07/25メディア: 単行本この商品を含むブログを見る やさしい日本語の可能性 国によって読み方が異なるローマ字よりも、ひらがな表記の方が外国人は読みや…

小倉紀蔵「入門 朱子学と陽明学」

朱子学って、学校の授業で出てくるわりに本質がよくわからないです。保守・守旧の思想であり、中国・朝鮮の近代化を妨げたという評価をされがちですが、事実は違います。朱子学は変革と躍動と生命の思想です。あなたの知らない朱子学に出会えますよ! 性善説…

内田樹「困難な結婚」

結婚前の人は、したくなる。 結婚している人は、気楽になる。 そのためにこの本を書きました。 タイトルが刺激的。内田さんの主張は同意できることばかりなので、いくつか紹介したいと思います。 結婚しちゃえばだいたい同じ 外ではけっこうややこしいネゴを…

左巻健男「身近にあふれる『科学』が3時間でわかる本」

羽根のない扇風機が風を出す仕組み マンガン乾電池とアルカリ乾電池の違いは? 「まぜるな危険」を混ぜたらどうなる? 新幹線はなぜくちばしが伸びたアヒル顔? など、身の回りにあふれる製品の仕組みが55個紹介されています。 図解 身近にあふれる「科学」…