ひかるの読書

ビジネス書を中心に気に入った言葉をご紹介!

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

近藤正高「タモリと戦後ニッポン」

330冊目到達。えらいえらい(*^^*) 340冊目指して頑張ろう♪タモリの足跡を通して戦後の文化史を振り返る本。赤塚不二夫よりも先に山下洋輔トリオとの出会いがあって、タモさんは才能を認められたんですね。そして山下洋輔トリオも、デタラメな外国語をよく宴…

ネルケ無方「なぜ日本人はご先祖様に祈るのか」

曹洞宗の住職かつドイツ人であるネルケ無方さんが、日本とヨーロッパの宗教観の違いを教えてくれる本。 死の「穢れ」の意味は「気枯れ」といわれている。 日本人は頑張り過ぎ。「終活」という、死ぬことまで頑張っている。 なるほどの連続! 自然なのは「枯…

田口壮「プロ野球・二軍の謎」

二軍監督は中間管理職 常に上司(一軍)からの期待に答えられるよう順日をし、部下(コーチや選手たち)の状況を把握して、どちらにとっても仕事がしやすいように、臨機応変な調整役でいなければならない 新人二軍監督田口壮さんが二軍の世界を解説! 二軍と…

さやわか「僕たちのゲーム史」

スーパーマリオブラザーズのようなゲームは、どうして生まれなくなったのか? ボタンを押すと反応する 物語をどのように扱うか この2点に注目しながらゲームの歴史を整理し、上記の問いへの答えを探します。 ロールプレイングとして迎えられた『スーパーマリ…

本田弘之「街の公共サインを点検する」

街の公共サインを点検する作者: 本田弘之,岩田一成,倉林秀男出版社/メーカー: 大修館書店発売日: 2017/07/25メディア: 単行本この商品を含むブログを見る やさしい日本語の可能性 国によって読み方が異なるローマ字よりも、ひらがな表記の方が外国人は読みや…

小倉紀蔵「入門 朱子学と陽明学」

朱子学って、学校の授業で出てくるわりに本質がよくわからないです。保守・守旧の思想であり、中国・朝鮮の近代化を妨げたという評価をされがちですが、事実は違います。朱子学は変革と躍動と生命の思想です。あなたの知らない朱子学に出会えますよ! 性善説…

内田樹「困難な結婚」

結婚前の人は、したくなる。 結婚している人は、気楽になる。 そのためにこの本を書きました。 タイトルが刺激的。内田さんの主張は同意できることばかりなので、いくつか紹介したいと思います。 結婚しちゃえばだいたい同じ 外ではけっこうややこしいネゴを…

左巻健男「身近にあふれる『科学』が3時間でわかる本」

羽根のない扇風機が風を出す仕組み マンガン乾電池とアルカリ乾電池の違いは? 「まぜるな危険」を混ぜたらどうなる? 新幹線はなぜくちばしが伸びたアヒル顔? など、身の回りにあふれる製品の仕組みが55個紹介されています。 図解 身近にあふれる「科学」…

田村淳「日本人失格」

日本のシステムは変えられないけど自分は変えられる。同調圧力が強い今、それぞれの個を磨いて好きなことをしようという内容。周りの目を気にせずに一歩前へ踏み出せるロンブー淳さん。その姿勢は真似したいです。 日本人失格 (集英社新書)作者: 田村淳出版…

やなせたかし「わたしが正義について語るなら」

正義は慎ましい 正義を行うのは強い人ではなく、弱い人。火事で子供が焼け死にそうになってたら、弱いお母さんでも子供を助ける。代わりに自分が死ぬかもしれないけどやる。それが正義だとやなせさんは言っています。 (011)わたしが正義について語るなら (ポ…

うちだしんや「年収があがるしゃべり方」

320冊目到達。えらいえらい(*^^*) 330冊目指して頑張ろう♪年収を上げる方法は、人の心を動かすしゃべり方を身につけることです。しかし心だけ動くなら、その関係は友達であり恋人です。心が動いてお金も動く「ビジネス」の関係を作るためのトレーニング方法…

島田裕巳・中田考「世界はこのままイスラーム化するのか」

欧米諸国がどれだけイスラーム世界をぶっ壊しているか。「イスラーム=怖い宗教」のイメージだけが流布されている日本。こうした現実に気づかせてくれる本でした。 イスラームに進歩はない? 西洋的な進歩史観は、近代に生まれた新しい考え方。仏教の末法思…

西野亮廣「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」

大論争を巻き起こした絵本無料公開の理由についてはぜひ本書で確認してほしいです。「アンチを手放してはいけない」あれだけ叩かれてもこう言い切る西野さん。カッコいいと思ったけど東野さんが絶対イジりそうw キンコン西野さん、オセロ最強説 こう見えて、…

鈴木大介「脳が壊れた」

脳梗塞を発症して高次脳機能障害が残った筆者の、深刻なのに笑える感動の闘病記。かつて取材したコミュニケーションが苦手な人、貧困や強いトラウマから挙動不審になってしまう人・・・病気になって気づいたのは、彼らと筆者の現状が酷似していることだった…

樋口毅宏「タモリ論」

タモリ論よりは「笑っていいとも論」の方が適切な内容。「やる気のある者は去れ!」というタモさんの名言(いいとも出演が決まったベッキーがこの言葉に超ビビってたw)や、ジャズ・鉄道・地形からの考察もすべき。けど、いいともの裏話は読んでて面白かった…

千田琢哉「ギリギリまで動けない君の背中を押す言葉」

ボツになった企画の山が、その人の可能性。 エリートコースから外れると、王様コースが待っている。 「ごめんなさい」のバリエーションが、人生の幅を広くする。 人生のあらゆる場面に対応した、素敵な101の言葉集。 吉報の配達人になると、人生が豊かになる…

村上敦「ドイツのコンパクトシティはなぜ成功するのか」

マイカーの利便性・経済性を損なう対策をして車利用を減らしつつ、郊外大型店進出を抑制しましょうという内容。理想はわかるけど非現実的な主張。日本の主要産業、自動車の内需を減らす政策は、絶対に横槍入って握り潰されるwいかにしてドイツのフライブルク…

大塚葉「社史・周年史が会社を変える!」

肩ひじ張らずに、読んでて楽しい社史を作りましょうという本。表紙の色を6種類印刷したり、自分宛てのメッセージが入っていたり、写真多めの雑誌スタイルにしたりしてもいいんです!社史作りを任されて途方に暮れている人にオススメ。 社史・周年史制作は企…