天野暢子「伝え方のプロが教える 売上倍増販促物の作り方」
内容がわかるビジュアル・1文を入れる
単にタイトルが「会社案内+社名」だけの表紙だと、どんな会社のパンフレットなのかわかりません。
どんな業態なのか、あるいはどんな販促物なのかが直感でわかれば、安心して受け取ることができます。
「えっ?」と驚かせて興味を惹く直感的なビジュアル、そして「なになに?」とその次を読みたくなる1文を、最初に目が留まる場所に必ず入れます。
皆さんは、WordやPowerPointでチラシやパンフレットを作りたい時ってありませんか?
この本は上記の感じで、自分で印刷物を作る際に気をつけたいことが紹介されています。
また図形の挿入や写真のトリミングをやりたい時にどのボタンを押せばいいかなど、WordやPowerPointの基礎的な使い方がたくさん紹介されています。
お金をかけずに印刷物のデータを作りたい人にオススメの1冊です。
情報が整理されていて非常に読みやすいですよ。
伝え方のプロが教える【売上倍増】販促物のつくりかた ~Word&PowerPointでだれでも・お得に・本格デザイン!
- 作者: 天野暢子
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2017/01/06
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログを見る
仲山進也「あのお店はなぜ消耗戦を抜け出せたのか」
究極の自動販売機の道を目指す(徹底的なコスト削減)よりも、それとも究極の対面販売の道(コミュニケーションや魅力的なコンテンツを重視)を目指したほうがいいですよっていう本。
戦わないマーケティングをテーマに、12の成功事例が紹介されています。
などの名言が多くて勉強になりました。
消耗戦を抜け出せたお店の実践事例を読むと、お店とお客さんの暖かいやり取りばっかりで、読んでて気持ちがほっこりします。
こういう風に商売をしてみたいと思える1冊。
- 作者: 仲山進也
- 出版社/メーカー: 宣伝会議
- 発売日: 2014/07/30
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
木津直昭「肩こり・腰痛が消えて仕事がはかどる究極の座り方」
- 車の座席シートは95〜100度の傾きだと肩や腰への負担が少ない。
- キーボードとディスプレイの間に本を置くと猫背にならない(キーボードと体の距離を離しすぎない)。
- 肩や腰のガンコなコリは、筋膜が癒着しているのが原因。意識的にストレッチを行う。
- マウスの使い過ぎで手首〜肘の間が凝っているからマッサージする。キーボードを打つときに手首が上に反らないようにする。反るならタオルを敷く。
辺りが参考になりました。
あとはこまめに体を動かすことですよね。
今年は首や肩のコリを改善すると決めたので、本気を出してストレッチを定期的に行いたいです。
- 作者: 木津直昭
- 出版社/メーカー: 文響社
- 発売日: 2016/12/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
小林重順「実践カラーデザイン」
商品イメージなどの計画に役立つ「イメージスケール」(ダンディな色の組み合わせ、ナチュラルな色の組み合わせなどを体系化したカラーチャート)を作った小林重順(こばやししげのぶ)さん。
ある街には歴史の中で育まれた色のアイデンティティがある(○○の街は白を基調とした建物や看板が多いなど)と、別の本で指摘しています。
この本では色よりもかたちや構図に注目し、「かたちのイメージスケール」「素材のイメージスケール」を提示しています。
個人的に面白かったのは、みかんを並べて構図を考えるところと、名画・名作の構図を分析したところ。
前者は、モノクロとカラーの場合でバランスやリズム、まとまりや際立ちなどが変化するというのが面白かったです。
例えば横に2個並んだみかん。
モノクロ(色が同じ)だと静的なバランスを保っていますが、左が濃いオレンジで右が薄いオレンジだと、バランスが左→右か、右→左へ動きます。
このような分析をモノクロ、カラーで16パターン分析をしていて勉強になります。
<避けたいこと>
- 下部に3~4個まとまると、重苦しい。
- 中心に1個置くと、空間性を失う。
- かたまりすぎると、力感を失う。
- 直線的な構成は、動きを止めてしまう。
みかんの置き方で構図をとらえてきたが、力感やバランスを考えるうえでは、ひらがな文字もすぐれた教材といえよう。
<実践のヒント>
- 配色と構成テクニックを、<イメージ伝達>応じて使いわけよう。
- 絵画や彫刻に秘められたテクニックをさぐる。また、ディスプレイや建築の内外装、造園などにも構図のアイデアがある。
次に名画の構図分析について。
ベラスケス「マルガリータ女王」の分析。
ピラミッド型の安定感
ピラミッド型の構図は安定感をもたらす。しかし、やや右に傾く校正を、縦線が支え、手にもつ布でバランスが整えられている。左右に広がる///と\\\のリズムは、王女としての存在感を訴え、豪華さ、権威や気高さを保っている。同系色のR系・YR系でまとめられ、トーン効果。濁色で統一感がでている。手にもつ布は清色で、人の注意をひく。
- 作者: 小林重順,日本カラーデザイン研究所
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2000/12
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
古舘伊知郎「喋らなければ負けだよ」
100冊目到達。えらいえらい(*^^*)
110冊目指して頑張ろう♪
* 苦手な相手には逃げずに相手の懐に飛び込む戦法
アントニオ猪木さん曰く、プロレスラーがキックボクサーと試合をする時、パンチキックが怖いからといって間合いを離すと、ボクサーはガンガン殴ってくる。
そんなときはレスラーの方から間合いを詰めると、今度はボクサーの方がビビる。
たとえカウンターが当たっても距離が近すぎて腕が伸び切らないからダメージが少ないし、その間に腕をとったり関節を決めたりすればレスラーは勝てるそうです。
1を提供して9の災厄を免れる。どんな場合でも、苦手な相手ほど逃げずに自分から接近していったほうが意外に安全なのです。
たとえば相手の専門分野がよくわからないとき(学者や文化人、ビジネスなら下調べが不十分な先方の会社)に、この戦法は使えます。
「すみません、ボク全然おたくのこと知らないんですよ」と、いきなり至近距離で突っこんでいき、「でも教えて下さいよ、この際」と、思い切って丸腰になってみる。
相手は「知らない」と言われてムッとなるけど、その分こっちが前のめりになって、目を見て一生懸命「教えて下さい」「お願いします」というタッチでガンガン攻めていくと、相手はパンチを出せなくなる。
「ホントに知らなくてすみません」と正直に言いつつ、時おり「あのー、前々から思っていたんですけど、○○○○の問題についてはどう思われますか?」という一般論の質問を混ぜるのも良い。
その人とは直接関係なくて、ただ前々から自分が興味を持っていた問題などを一般論として持ち出すのだ。
すると相手は錯覚して、(こいつ、全然知りませんって言っておきながら、前々からオレにその質問をしようと楽しみにしてたのか)と勝手にいいほうに解釈してくれて(なんだ、多少はオレのこと知っているじゃないか、ははは……)と段々ごまかされてくる。
本当に全然知らないし、かつ正直に何度も「知らないんです」と言っているのに、相手はあまりの距離の近さ、心理的な距離の近さに幻惑されて(こいつ、なかなか分かってるじゃないか)と評価までしてくれる。
結果、自分は危機を脱するし、うまく行けばビギナーズ・ラックで得をする。
自分の喋っている言葉を、あたかも第三者が見てるような客観的な形で釈明する「中継法」
云わば中継法は、ドラマの台本におけるト書きと同じだ。
「あの……と思わず口ごもる宏幸。しかし、その態度は真剣である」
というふうに、相手に向かって上手く伝えられない気持ちを変わりに自分に関するト書きのような調子で喋ることで、別アングルからの伝えるという手段なのだ。
「ごめん、なんでこんな簡単なことが言い出せないのか、自分で自分が情けなくなる。そんな勇気もないのかと思う。……つまり……ええい、ままよって気持ちで告白しちゃうけど……好きなんだ、キミが」
何を喋ればいいかわからないとき、どう気持ちを伝えれば相手に喜ばれるかわからないときは、ひたすら自分のことを話せばいい。
少なくとも、自分のことに関してだけは、だれよりも熟知しているのは自分だろう。
(中略)
さらに発展させると、相手の機微まで勝手に予測して、もしドラマなら相手に関して書かれているはずのト書きまで中継するというテクニックがある。
たとえばトーク番組だと、
「……でも、はっきり言って同棲してるんでしょ? オーッと、これは痛い切り込みだあ〜」
とか、
「ところで私生活のほうですけど、……おや!? これだけは聞かれたくなかったという苦渋に満ちた表情だぁ」
なんて言うと、自然に相手が笑い出して、スラスラと何でも喋ってくれるケースが多い。
いずれにしても、実況口調の有無などを全く抜きにしても、中継法が話をスムーズに進めてくれるうえでの重宝な武器の一つであることには変わりがない、とボクは断言する。
- 作者: 古舘伊知郎
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2016/04/15
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (1件) を見る
篠遠泉・長岡努「温泉遺産の旅 奇跡の湯ぶくぶく自噴泉めぐり」
暁玲華「幸せを呼び込むパワースポット」
日本全国のパワースポットを、浄化、愛情、仕事・人間関係、健康、金運、才能にカテゴリ分けして紹介しています。
どこか1つと言われたら、とりあえず伊勢神宮に行けばいいそうです。
おうちで簡単開運術も紹介されているので、やってみたいところ。
玄関を入ったところに、ポストカードでもよいので龍や鯉、金魚の絵を飾ると金運を招くそうです。鯉が2匹、口を開けて滝を登っている図柄がベストなんだとか。
停滞感を感じるときは、人指し指と中指をつけて伸ばして手刀をつくり、目の前の空気を十字に切ると、運が開き、新しい展開が訪れるようです。
あと、わざわざ遠くのパワースポットに行かなくても、近くの神社や森、川や公園なんかもプチ・パワースポットなので、普段からそういう場所でのんびりしたいですね。
- 作者: 暁玲華
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/02/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 11回
- この商品を含むブログ (3件) を見る