「作詞のための8の極意」
SMAP「SHAKE」の歌詞は、仕事帰りにウキウキとデートに向かう男の歌とは全くの逆だという、森浩美さん本人の言葉にビックリ!
嫌そうな顔でデートに行ったら彼女の機嫌を損ねるので無理にテンションを上げている、半分ヤケクソ気分な歌なんだそうです(笑)
「恋愛よりも趣味や自分の時間を優先したい男性」が当時増えていた。
そうした時代の空気を反映したからヒットに結びついたという話。
しかしSHAKEがいわゆる草食系男子の歌だなんて1ミリも思いませんでした。
これを知れただけでも読んだ価値はありました!
他に印象的だったのは、いしわたり淳治さんの「主人公の気持ちを直接的な言葉を使わずに描写する」。
それとzoppさんの「サビで描くのは物語の結末ではなく結論、つまり主人公の感情」という言葉。
作詞に限らず、文章力やキャッチコピー力を高めることができる本でした。
杉田俊介「宇多田ヒカル論 世界の無限と交わる歌」
290冊目到達。えらいえらい(*^^*)
300冊目指して頑張ろう♪
最新アルバム「Fantome」の歌詞について
私と母の関係「だけ」でなく、男と女や同性愛的な関係など様々な解釈が可能だと指摘してる所が良かったです。
「自分の解釈は間違ってなかった」と思いホッとしました。
- 作者: 杉田俊介
- 出版社/メーカー: 毎日新聞出版
- 発売日: 2017/01/30
- メディア: 単行本
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宇多田ヒカルの「Fantome」はマジで泣ける。
あれだけ暗い音楽&歌詞を作ってきた宇多田が1曲目「道」で、
It's a lonely road
But I'm not alone
そんな気分
と高らかに宣言してますからね。
椎名林檎やKOHHに歌わせてるのもスゴい進化。
- アーティスト: 宇多田ヒカル
- 出版社/メーカー: Universal Music =music=
- 発売日: 2016/09/28
- メディア: CD
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宮崎駿「風の帰る場所 ナウシカから千尋までの軌跡」
ロッキング・オン渋谷陽一との対談集。
「映画版ナウシカが完結したらアニメーションから足を洗う。こんなしんどいことは嫌だ。これが最後の作品だ」
と宮崎駿は奥さんに引退宣言をしてたようです。結局今に至るまで仕事を続けてますがw
そんなに自分自身の励ましのための映画が欲しいのか!
「東京にいる若者が生きる希望を見出す映画を作るくらいなら、東京からさっさと逃げた方がいい。それに、そんな嘘偽りの映画は作りたくもない。」
宮崎駿のこの言葉は考えさせられました。
若林正恭「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」
堀江貴文「多動力」
- 原液を作って多くの人を動かせ
- 教養なき者は奴隷になる
- ベストセラーはコピペ本
この3つが印象的でした。自分中心主義過ぎるのと毎日を生き急いでる印象を受けますが、自分の時間を大切にしてやりたいことは何でもやる姿勢は素敵です。
- 作者: 堀江貴文
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2017/05/27
- メディア: 単行本
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張本勲「張本勲もう一つの人生 被爆者として、人として」
ご自身の原爆体験や国籍による差別について、張本さんが真剣に語っています。
最近サンデーモーニングの発言で色々と批判されてますが、この本を読むとそんな批判がバカらしく思えます。
イチイチ張さんを批判する人に「喝!」
- 作者: 張本勲
- 出版社/メーカー: 新日本出版社
- 発売日: 2010/05/01
- メディア: 単行本
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内田悟「内田悟のやさい塾 旬野菜の調理技のすべて保存版 春夏」
- 旬の前なら縦斬り&油で炒める
- 旬の後なら輪切り&煮込む
- 炒め物は水を加え野菜の味を引き出す
なるほどの連続。
美味しい野菜料理のコツがわかります。
きゅうりの下処理
- 塩でもむ
- 熱湯を回しかける
- うちわで冷ます
- 水気を拭き取る
熱湯をかけると青くささが取れてクリアな味になるそうです。
- 作者: 内田悟
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2012/01/31
- メディア: 単行本
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