小林美希「夫に死んでほしい妻たち」
背筋凍りました。これ読んだら「一生懸命家事しよう」と思いますし、実際率先して行うようになりました。
どういった言動で妻は傷つくのかを学ぶことができます。
遺骨を袋に入れて電車内に置いたまま立ち去ると、忘れ物としてJRが回収します。山手線ならぐるぐる回り続けるので身元はわかりづらいです。保管期間内に持ち主が現れなければ警察に届けられ、納骨されるだろうという計画が妻側の声として紹介されていました。
ヤバすぎでしょこれ!
こんな仕返しされたら背筋凍りますって。
離婚ではなく死を願うのは、
①遺族年金
②住宅ローン免除
③子供を思うと離婚できない
④離婚だと世間体が悪い
などの理由があり、離婚よりも死別の方が得なのです。
昭和のサラリーマン文化は、専業主婦に家事・育児を押しつけることで成立していました。 夫は深夜まで仕事や飲み会。妻は我慢し続けましたが、フタをあけたら夫は浮気とかね。
若い年代の男性だと、家事・子育てを手伝いたい気持ちが強くなります。しかし職場の理解が得られなかったり、残業が多すぎて体力的に限界だったりします。
根が深い問題ですね
- 作者: 小林美希
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2016/04/13
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