ひかるの読書

ビジネス書を中心に気に入った言葉をご紹介!

田中康弘「猟師食堂」

単にジビエ料理を出す店は数多くありますが、猟師が直接営む店は限られています。

料理をする人間が実際に猟師ですからね。捕ったものに対する物語を話せるじゃないですか。お客さんも単にジビエ食べるだけじゃなくて色々なことを聞けるんですよ。


猟師食堂の世界へようこそ!


ジビエ料理のイメージが覆る!

狩猟が盛んな地域では、質の悪い余った獣肉を猟師が配り、それを食べた人が「獣くさい」と感じて獣肉の悪評が広まったそうです。

しかしこの本で紹介されているのは、

  • 鹿の背ロースのグリル
  • キジの昆布シメ
  • 猪のシューマイ
  • 猪のカツカレー
  • キムチ風猪鍋

など、うまそうな料理がたくさん!


本書は単なるジビエ料理本ではない

  • 狩猟者の後継者問題
  • 撃たれた鹿のほとんどが廃棄処分
  • ただ殺す行為に補助金が支払われいる

など、現代の狩猟問題を学べます。



猟師食堂

猟師食堂