島本美由紀「時間とお金がもっと増える! キッチンお片づけ」
まずは冷蔵庫の中を整理しましょう、掃除はその後でという本。
前半部分は本書を読んで頂くとして、後半の掃除術から参考になったものを引用します。
「ついで」でできる掃除術
掃除はすべてをまとめてやろうとすると疲れるし、たまった汚れを目の前にするとやる気が失せてきませんか?
調理のたびに汚れがたまるキッチンは、「ついで掃除」を習慣にしましょう。
掃除も整理整頓も、少しずつなら負担にならないし、調理後すぐなら汚れも簡単に落ちるので、特別に掃除の時間を作らなくてもすみます。
気づいたときにすぐに掃除できるように、それぞれの場所にタオルや掃除グッズを置いておくと便利。
面倒くさがりの人ほど、少しの手間で大きな効果を実感できるはずです。
家事の同時進行、同時調理、その場掃除など、ついで家事を組み合わせれば、家事の時短と効率アップがカンタンにできますよ。
使い終わったラップ
丸めて、シンク磨きに活用しましょう。
重曹やクレンザーがしみ込んでしまうスポンジよりも汚れがよく落ちます。
ただし、熱に弱いので調理後すぐのコンロまわりの掃除には不向き。
ほうれんそうをゆでる
ほうれんそうは洗ってフライパンに入れ、水1/3カップを注ぎ、ふたをして強火で1分加熱。
少量の水なので蒸す感覚であっという間に火が通り、ゆで野菜も時間短縮できます。
重曹の使い方 基本はこの3つ
重曹パウダー
振りかけて使う。レモン汁やアロマオイルを加えてごみ箱の消臭に。銅の焦げつきを落とすクレンザーとしても使えます。
重曹ペースト
重曹3:水1の割合で混ぜる。ガスコンロの油汚れ、洗面台の磨き掃除に。
重曹水
重曹大さじ1を水250ccと混ぜて、スプレー容器に入れて使用。冷蔵庫や棚、窓ガラスなどの拭き掃除に。
湯のみの茶渋には「重曹ペースト」
綿棒を使えばポットの溝の汚れもラクに落ちます。
排水口のぬめりには「重曹+酢」
排水口に重曹をたっぷりとふりかけ1時間おく。電子レンジ(500w)で1分加熱した酢1カップを注ぐと、発泡の勢いでぬめりを落としてくれます。
食器洗いスポンジの臭には「重曹パウダー」
使い終わったら重曹を振りかけ、しばらくおいてから水をたっぷり含ませて絞り、よく乾燥させる。
キッチンに花を飾ろう
片付けたあと、掃除のあと、きれいになったキッチンに、花を飾りましょう。
よい香りで心がなごみ、この気持ちよさをずっと保とうという気持ちにもなれます。
1輪でよいので飾るなら生花がおすすめ。
水を替える、枯れたら新しい花と取り替える、これが、同時にキッチンのメンテナンスにもなり、心にゆとりをもたらしてもくれます。
時間とお金がもっと増える! キッチンお片づけ (講談社の実用BOOK)
- 作者: 島本美由紀
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/12/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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