ひかるの読書

ビジネス書を中心に気に入った言葉をご紹介!

松村真宏「人を動かす仕掛け」

良い仕掛けを作って世の中を幸せいっぱいにするためのアイデア集。

  • ペンの万歩計(達成感を可視化)
  • ピアノ階段(運動不足解消)
  • 串やタバコの投票箱(ポイ捨て解消)
  • 未読通知がついた交通標識

人を動かす楽しい仕掛けがたくさん!

バス停のひとかき運動

新潟県はバス停や道端に、「思いやりのひとかき運動」の看板と青いスコップを設置。街の人は「協力しよう」という気持ちになり、結果としてお年寄りの転倒を防げます。

バスを待っている間はヒマなので時間つぶしになって、雪かきをすれば体も温まる一石二鳥の仕掛けです!

千利休の茶室

入り口はとても小さかったです。武士たちは刀を外さないと中に入れません。刀を外させ、頭を下げさせることで、「刀を持てない町人も武士も、茶室ではみな平等」という茶道の思想を体感します。

心静かな非日常空間へと誘う仕掛け。



人を動かす「仕掛け」 あなたはもうシカケにかかっている

人を動かす「仕掛け」 あなたはもうシカケにかかっている

伊賀泰代「採用基準 地頭より論理的思考力より大切なもの」

260冊目到達。えらいえらい(*^^*)
270冊目指して頑張ろう♪

  1. リーダーシップがあること
  2. 地頭がいいこと
  3. 英語ができること

優秀な日本人でも①と③は絶望的に欠けている。特に問題なのは、③の危機感あるが①を小学校から教えるという議論すらないこと。

リーダーシップは全員に必要

日本人の多くは、リーダーは1人いればいいと考えがち。大事なのはメンバー全員がリーダー意識を持ち、指示待ち状態にならないこと。

これはすごくわかります。
「リーダー=雑用係」の場合がありますし、リーダーを助ける発想はあまりないですよね。

アメリカは学生に「世界」を教える

世界各国から集められる留学生は、アメリカ人にとっての「外国人サンプル」です。将来、外国人と仕事をする際に役立つ感覚を学びます。

特定国の留学生を集める日本の大学と発想が大きく異なっていて勉強になりました。



採用基準

採用基準

関智一「声優に死す 後悔しない声優の目指し方」

スネ夫や『Gガンダム』ドモンの声で有名な著者の声優論。

  • 謝るなら、声優を目指そうと思った昔の自分に謝りなさい
  • 自分の直しより他人の直しをよく聞きなさい

先輩からのアドバイスが胸に染みます。

漫画の主人公として過ごす

自分が挫折を味わい落ち込んでも、「たくさんの読者が次週の展開を楽しみにしている」「どう復活したら読者が燃えるのか」と思えばポジティブになる。

自分は主人公なのでザコキャラがやること(愚痴や意地悪)はしない。

このアイデアは秀逸です!



須藤元気「風の谷のあの人と結婚する方法」

・脳(知識)は秘書で、直感は社長
・1日があっという間に感じるのは、本当に「あっという間にしか生きていない」から、いつまで経っても若々しい
・本当のリラックスとは、そのことについて考えないこと

ハッとする言葉がたくさんあります!



風の谷のあの人と結婚する方法 (幻冬舎文庫)

風の谷のあの人と結婚する方法 (幻冬舎文庫)

水野学「センスは知識からはじまる」

  1. 王道(普通)を知り
  2. 流行を知り
  3. 共通項を導き出す

思い込みや主観を捨てて客観情報を集めるとセンスは磨かれます。つまり研鑽を積めば誰でも身につく能力なのです。

いわゆる「お勉強」を肯定していて非常に好感が持てました。僕も勉強しよう。

美術の授業が「センス」のハードルを高くしている

実技に重きを置きすぎて、美術の基礎知識はおざなり状態に。知識の欠落は美的センスへの恐怖心を生み出します。

これは鋭い指摘で、まずは英語よりも美術の基礎知識を教えるべきです。社会に出て役立つスキルは、英語よりも美的センスですよね?



センスは知識からはじまる

センスは知識からはじまる

相羽高德「東京妙案開発研究所 人が賑わう空間を創る発想力の秘密」

著者の代表作は新東京ラーメン博物館
彼の心踊るアイデアが詰まった宝石箱のような本。入試問題すらエンタメ化する想像力の豊かさに感嘆。

読了後には自然と元気が湧いてきます!



東京妙案開発研究所―「人が賑わう空間」を創る発想力の秘密

東京妙案開発研究所―「人が賑わう空間」を創る発想力の秘密

山口謠司「語彙力がないまま社会人になってしまった人へ」

自分の言葉遣いを直すために拝読

  • 仰るとおり
  • 幾重にも御礼を申し上げます
  • 格別

など、知性と教養を感じさせる言葉が紹介されています。丁寧な言葉、使っていきたいですね!



語彙力がないまま社会人になってしまった人へ

語彙力がないまま社会人になってしまった人へ