ひかるの読書

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「幻庵(下)」百田尚樹

囲碁史上最も有名な1局を描いた「吐血の局」の章。

敗者は負けを悟った瞬間、激しく咳き込み大量の血を吐き、碁盤の上に倒れ込んでそのまま絶命。

勝者は死人が出ても顔色一つ変えず、立会人に自分の勝ちを認めさせる。

名人位を巡る真剣勝負に魂が震えた。



幻庵 下

幻庵 下