ひかるの読書

ビジネス書を中心に気に入った言葉をご紹介!

菅家伸(かん吉)「ゼロから学べるブログ運営×集客×マネタイズ 人気ブロガー養成講座」

商品名になりがちな紹介記事のタイトルを「将来の快適な生活」にしてみる

ワイヤレスマウスの便利さを伝える記事を書く場合、「ロジクールLXP-20がすごい便利な件」だと、「自分には関係ない」とスルーされがちになります。

検索エンジンで上位表示できれば良いですが、商品名のキーワードは大手ネットショッピングモールも参戦する激戦区です。

上位表示できなければ、検索エンジンからのアクセスはなく、ソーシャルメディアRSSリーダーでもスルーされて仕舞います。

誰にも読まれない記事のできあがりです。



「自分ごと」と捉えてもらうようなタイトル
商品名による検索エンジンからの集客はひとまず置いておいて、記事を読みたくなるタイトルを考えてください。

「自分に関係がありそう」と思ってもらえるタイトルをつけるのがコツです。

商品名ではなく、商品を購入したあとに実現する、快適な生活をイメージできるタイトルが良いでしょう。

前述ノワイヤレスマウスの記事タイトルは、「いつもマウスコードがグチャグチャになってお悩みのあなたへ」はどうでしょうか。

わかったブログで人気の記事のタイトル

はてなブックマークの上位記事のタイトルを眺めてみると、本ページで紹介したように「〜の方法」で終わるタイトルが多く上位入りしています。

  • 安くて美味しいワイン選びに失敗しない方法
  • 上手に反論する方法
  • マンガで学ぶ、「人生勝ち組」になる方法

数字入りのタイトルも人気です。

  • 「頑張って」の代わりに使える、7つの励ましの言葉
  • 「おもしろい書評」を書くために必要な7つの知識
  • 会社にから依存しない人生を手に入れるために読みたい本12選

その他に「〜の知識」で終わるタイトルが多かったです。

意外と穴場的なタイトルかもしれません。

ぜひ参考にしてみてください。

  • ワイン初心者が知っておきたい、簡単なワイン選びの知識
  • 独立起業して、損をせず資産を築いていくための知識
  • 「おもしろい書評」を書くために必要な7つの知識

「レビュー記事」をマスターする

商品レビュー記事は書評と同じ
商品を紹介する記事も、書評と同じように考えます。

書評が本のあらすじや要約を書くものではないのと同じで、商品レビューも商品の色や大きさといったスペックを紹介する必要はありません。

細かいスペックを記載せずとも、商品の全体写真が一枚あれば十分です。

その代わり、商品への期待、商品を購入するまでの経緯、実際に使った感想といった、自分に関わることを書いていきます。

商品を購入したことによる、生活の変化についての話は面白いです。

書評と同じように、補助線を意識します。

補助線とは、「自分」です。

商品をダシに自分を語るのです。

グルメレポートにチャレンジしてみよう

「美味しい」と書いてはいけない
グルメ記事では、安易に「美味しい」と評価してはいけません。

美味しいと書いてしまうと、他に何も書きようがなくなりますし、文章自体が軽くなってしまいます。

美味しいと書くかわりに、店内の雰囲気や、店員さんのちょっとした言葉、素材の産地の情報などの、周辺情報を説明することで、「この料理は絶対に美味しいはずだ」と、読者自身に想像させるのです。

このテクニックは、書評や商品レビューでも使えます。

「面白い」「便利だ」のような安易な言葉は、なるべく使わないようにしましょう。

日記はノウハウ記事に置き換える

最もやりがちなのが「日記」を書いてしまうことです。

「朝ごはんを食べて、散歩をして、街中のバーゲンで買い物をした……」のような、朝から順番に行動を記録した文章です。

芸能人の日記なら喜ばれますが、一般人の日記を好んで読む人はいません。

日記ではなく、テーマを絞ってノウハウ記事に書き換えると良いでしょう。

散歩は「○○市でお勧めの散歩コース7選」、バーゲンは「□□商店会のバーゲン情報を確実にキャッチする方法」といった具合に、読者にとって有益な記事にするのです。

自分にとっては当たり前の日常でも、他人にとっては知らないことだったりします。

「こんなこと役に立たないので」とは思わずに、お役立ち情報にならないかを考えてみましょう。

節約術は最強のブログネタ

節約ブログのすすめ
これから立ち上げるブログのコンセプトに迷っているのであれば、節約ブログがお勧めです。

節約ブログは、色々な話題を扱えるため、運営しやすいからです。

ただし、漠然とした「節約」がテーマだと他の節約ブログと差別化ができません。

子供の教育費の節約や、節約してローン繰り上げ返済など、絞ったコンセプトがあったほうが良いでしょう。

共感してくれる読者は必ずいます。



節約記事は収益化しやすい
節約関連の記事は様々なジャンルを扱えます。

お得な商品やサービスをアフィリエイトで紹介すると、収益化しやすいです。

セール情報は売れやすいのでお勧めです。

クレジットカードはポイントや保険サービスなどの付帯サービスが節約になるため、紹介しやすいです。

しかも一件あたりの報酬は数百円〜数千円と高額で、高収益が見込めます。

記事がかけない時は4行日記フォーマット

ライフハックブログ「シゴタノ」の管理人である、大橋悦夫さんの著書、「手帳ブログ」のススメで紹介されている、四行日記のフォーマットが秀逸です。

文字通り、日記を4行で書くものです。

たった4行だけ?

と思うかもしれません。

各々の行で書く内容が決まっているところがポイントです。

1行目「事実」
その日にあったことや自分がやったことを書く
2行目「気づき」
その事実を通して気づいたことを書く(反省する)
3行目「教訓」
その気づきから導き出されたことを教訓としてまとめる(次の行動の目標を作る)
4行目「宣言」
その教訓を活かして、できている自分の姿を描く(イメージを描く)

このフォーマットを利用すれば、毎日何かしらの記事を書けるでしょう。

具体的な事例から得られた教訓は、読みものとして面白いです。

生活そのものをコンテンツ化する

「藤原家の毎日家ごはん」というブログをご存知でしょうか?

毎日の食事の様子をポストしている人気ブログです。

書籍化もされていて、累計60万部だそうです。

一冊1000円で10%の印税だとすると、6000万円。

当然ブログ収入はあるでしょう。

講演、テレビ出演による収入もあるはずです。

この藤原家の毎日朝ごはんは、「毎日の生活を収益化」する究極な形です。

生活そのものをコンテンツにしています。

日常の食事の様子が読者を引きつけています。

楽しい生活をすればするほど、藤原家は収入が増えるという、理想的なビジネスモデルです。

生活の中で、コンテンツ化できるものを探してみましょう。

自分にとっては普通なことでも、他人にとっては貴重な情報であるはずです。