幸せになりたいから読書を始めるよ!

ときどき長文あり。読んだ本で気に入った言葉を紹介!

pha「持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない」

京大卒・日本一有名な"ニート"が提唱するこれからの生き方。

pha(ファ)

1978年生まれ。
大阪府大阪市出身。現在東京都内に在住。
京都大学を24歳で卒業し、25歳で就職。
できるだけ働きたくなくて社内ニートになるものの、28歳のときにインターネットとプログラミングに出会った衝撃で会社を辞める。
以来毎日ふらふらしながら暮らす。
シェアハウス「ギークハウスプロジェクト」発起人。


ニート=人と接するのは苦手」という個人的なイメージとは違って、phaさんは物腰が柔らかくて接しやすい人なんだろうなと思いました。

本の引用が結構多く、頭はいいんでしょうね。

てかブログに文章を書くだけで数万稼げるというのは普通にスゴいです。


なんでこんなにみんなしんどそうなんだろう?

やりたくない仕事をやって、将来は不安だし、収入は不安定だし、結婚相手は見つからないし、子育てや介護は大変だし・・・

まあよくある悩みですが、phaさんはそこから見事に抜け出ています。

ニートですから。

phaさんは、仕事や家族がすべてでは息苦しいし、逃げ場がなくて辛いと考えています。

会社や家族に属さなくても、インターネットやシェアハウスでゆるく仲間を作っていれば、孤独にならずにわりと楽しく暮らしていける。

あんまりお金がなくても、毎日好きなだけ眠ってのんびりと目を覚まして、天気のいい昼間に外をぶらぶら散歩したりしていれば十分幸せな気がする。

会社や家族やお金に頼らなくても、仲間や友達や知り合いが多ければわりと豊かに暮らしていけるんじゃないだろうか。

生きていく上で大事なのは他者との繋がりを保ち続けることや社会の中に自分の居場所を確保することで、仕事や会社や家族やお金はその繋がりを持つためのツールの一つに過ぎない。

いわゆる「普通」とされている生き方以外にも、世界には生き方はいくらでもある。

ただまあ、働くことや稼ぐことにとらわれすぎても良くないけど、逆に働かないことに固執しすぎるのも良くないだろう。

ニートでふらふらしている状態も一時的ならいいものだけど、ずっとそこから抜け出せなくなるとつらい。

多分理想的なのは、会社員を数十年間ずっと続けるのでもなくニートを数十年間ずっと続けるのでもなく、その中間くらいで流動的に、状況に合わせてあっちに行ったりこっちに来たりできるような感じだ。


流動性、1つのモノや場所に固執しないこと。

これをphaさんは重要視しています。

読み終わった本や使わない道具は、すぐに売ったり誰かにあげたりしています。

引っ越しを定期的に行って持ち物や住環境をリセットするのが好きなphaさん。

また、知識や人間関係が充実すればできることは増えますが、同時に自分の行動を縛られ動きづらくなるとも考えています。

だから、何かを得ては壊す、得ては捨てる、というリセットをこまめに繰り返すのが、一番充実感が得られるやり方だと思う。

何かを持ち続けることにはあまりメリットがない。

本なんかも、本を一番読むのはその本を買ってすぐか手放す直前で、ずっと持っている本はあまり読まないことが多い。

こまめに物は(物以外も)手放すほうがいい。

そして、いろんな物を得ては壊す、得ては捨てる、を何十回か何百回か繰り返しているうちに、そのうち寿命がきて人間は死ぬし、得た物はお墓の中には持っていけないから、所有にこだわるのはあまり意味がない。

人生って所詮そういうものなんだと思う。


ニートは自由で流動性があり、失敗してもリセットがしやすい。

単に働くのが嫌だからとか就職が決まらないからではなく、縛りが少ないニートという立場が好きなんでしょう。

個人的にこの考え方はすごく共感できますが、同時にどこがで虚しさ・寂しさを感じるとも思ってます。

phaさんのミニマリスト的な考え方はすごく徹底していて、ここまでのレベルはちょっと怖いなっていうのが正直な気持ち。