大木ゆきの「世界で一番楽チンな奇跡の起こし方 宇宙におまかせ!」
「よけいなこと」をやめれば、勝手にうまくいく!
すべての創造の源「宇宙」は、「あなたがどうなったら幸せか」を知っています。
そう。あなた以上に。
朝起きたら「私はありのままで完全です」と唱える
私たちひとりひとりは宇宙の最高傑作として作られています。
みんな違ってみんないいんです。
しかし私たちは、生まれた瞬間にそのことを忘れており、それを思い出すゲームをしているそうです。
自分のどこかがおかしいとか、足りないとかいうことをまずは受け入れる。
あなたはあなたなんです。
足りない部分があっても素晴らしい存在なんです。
そうやって本来の自分を認め、取り戻す必要があります。そのやり方とは、
毎朝寝起きのときに、横になったまま、胸の中央に両手を重ねて、「私はありのままで完全です」って心の中で唱えるだけ。
これはいつやってもいいんです。
自己否定しそうになる度に、「こんな私もいていいし、こういう私もこれはこれで完全なんだ」って何度でも言い聞かせてください。
そして、あなたは自分のことを神様扱いしてみましょう。
自分を卑下してそんなことできるわけない、と思う方も多いでしょうが、自分に愛を注ぎ込むんです。
そのためにはまず、毎朝起きて、顔を洗ったりするときに鏡を見ますよね。
そのときに、自分っていう神様に対して、「今日もよろしくお願いします。いつもありがとうございます」って挨拶してください。
「今日もめっちゃ素敵です。大好き〜〜〜〜♥」って言うと、さらにいいです。
要するに、今の自分を認め、許し、褒めてあげましょう。
そうすれば幸せになれると大木さんは教えてくれています。
よけいな思考を手放し、宇宙に同調する
まずは、軽く目を閉じて深呼吸を何回か繰り返してから、「1分間周りの音に耳を澄ます」瞑想をやってみてください。
ひたすら外界の音に耳を澄ますだけです。
やってみるとわかりますが、音に耳を澄ましているうちに、自然に思考が止まり、無が深まっていくと、そこに至福が最初からあったことに気づきます。
- お金がもっと手に入ったら
- パートナーができたら
- 成功できたら
- 願いが叶ったら
こういうのが実現すると幸せになれると思い込んでいませんか?
しかし瞑想をすると、とてつもなく平和で満たされた気持ちになります。
そう、幸せはすでにあるのです。
あなたは何もしなくても、そもそも満たされているのです。
ただそれに気づかなかっただけ。
ところが思考が始まったとたん、怖れの回路が作動します。
考えれば考えるほど、ドツボにはまるだけです。不安になるだけです。
瞑想を初めて行うと、途中で考えが浮かんできます。そうなって当然です。瞑想は難しいんですから。
そんな時は、自分の思考を観察してください。
ぼんやりと、「ああ、今こういうことを考えてるんだなー」って。
思考に巻き込まれず、距離を置くことに意味があります。
また日常生活の中で思考から自由になるには、一つ一つの動作に集中してみましょう。
たとえばお茶碗を洗っているときは、お茶碗を洗うことに集中するんです。
お茶碗の感触、水道から出る水の感触、水の温度、お茶碗についた汚れが落ちる感触・・・ひとつひとつの動作に集中し、味わうんです。
するとね、その瞬間、思考から自由になっている。
ただお茶碗を洗うことに集中しているだけなのに、なんだかとても心が澄み切ってくるんです。
日常のどんな動作でもいいので、今のこの瞬間に集中すると、とても満ち足りた気持ちになります。
ぜひやってみてください。
願わないから、願いは叶う
- もっと自分にぴったりの天職につけますように
- もっと愛し愛されるソウルメイトと出会えますように
- もっと豊かになっえ不安のない生活ができますように
- もっと成功して、みんなから認められる人間になれますように
これまではみなさん、叶えたいことがある場合、こんなふうに何かが「足りない」「無い」から、それを手に入れるために願い事をする、という方式だったと思います。
そう。実は、願うってこと自体が、「無い」を前提にしてしまっていたのです。
すると、成功しない限り自分は不幸、って気持ちを握りしめてしまうことになりがちなんです。
だから大木さんは、今何かが有っても無くても、「そもそもありのままで完全なんだ」という前提に立ちます。
自然体の自分のままでいることを許し、後は宇宙におまかせしているだけでいい。
そうしてればいつの間にか願いは叶ってるんです。
以上、長くなりましたので、詳しいことは本書をご覧ください。
- 無理をしない。
- 頑張りすぎない。
- 自分を大切にする
- 今を生きる
宇宙がどうのこうのに関してはよくわかりませんが、大木さんのこれらのスタンスはすごく共感が持てます。
完璧を目指す必要はないんです。
ダメな自分を責める必要はありません。
なーんか、もっと肩の力を抜いて、毎日を楽しく生きてればいいんじゃね?
っていう気持ちにさせてくれる本でした。
- 作者: 大木ゆきの
- 出版社/メーカー: 大和出版
- 発売日: 2016/02/16
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