田口智隆「お金が貯まらない人の悪い習慣39」
人生を変える第一歩は、まず「思考」を変えることだ。
そうすれば自然と「行動」が変わる。
行動が変われば「習慣」が変わり、それを積み重ねることで「未来」が変わっていく。
(中略)
あなたが「お金のストレス」から解放されたとき、思い描いていた人生を手に入れられる。
と言っている田口さんですが、10年以上前には貯金ゼロどころか借金まみれの悲惨な生活をしていました。
クレジットカードを何枚も持っているから財布がパンパン。
借金の原因は酒、タバコ、ギャンブルという典型的なダメ男パターン。
そこから一転、思考、行動、習慣を変えることで悪習慣を断ち切り、お金に
縛られることなく、自分のやりたいことができるようになりました。
そのためにこの本を読んで、まずは自分の思考を変えてみましょう!
「お金もうけは悪いこと」と思っている
多くの日本人の頭の中には、「お金をたくさんもうけている人=とっても悪い人」という無意識の公式があります。
- お金をたくさん稼いでいる人は、何かよからぬことをやっている。
- 庶民の気持ちがわからない極悪人だ。
そういう気持ちを他人に対して抱いているので、自分がお金を稼ぐことに対しても罪悪感を持ってしまいます。
「お金持ち=悪人」と思っている人は、必ずといっていいほどお金がありません。
お金儲けに罪悪感を持つことは、貧乏を肯定しているのと一緒。
これでは、一生かかってもお金持ちにはなりません。
お金持ちになるための思考パターンとは?
お金をたくさんもうけている人=たくさん世の中の役に立っている人という公式を新しくインプットしてください。
お金に対してもっとポジティブな考えを持ちましょう。
そうすればお金を稼ぐこと、貯めること、殖やすことが前向きにできます。
実際に昔の僕も、お金に対して激しい嫌悪感を持っていました。
「お金が全てじゃない!」ってね。
だから「お金持ちになるための本」なんか一切読みませんでしたし、読む気すら起きませんでした。
ただ1年程前からそういう本を読み始めてからは、お金に対する嫌悪感は消えていきました。
むしろそういう本は、人の心をポジティブにする言葉で溢れてるのに気づき、積極的に読むようになりました。
人を幸せにできるからこそお金を頂けるのです。
それでもなお罪悪感を感じるのなら、その稼いだお金を大切な人のために使えばいいんです。
今までの恩返しだと思って。
それか企業理念に共感するお店にお金を落とすとか。
そうやってお金を循環させて相手を幸せにして、相手が喜んでいる姿を見て自分も幸せになる。
そんな風に考えれば、お金への罪悪感は薄らぐんじゃないかと考えております。
「忙しい」と口にするだけで、解決策を考えない
あなたが今の忙しさに、お金も将来性も見出せないとしたら、生活を変えるために今すぐにアクションを起こしましょう。
その前に。
資本主義経済は、次の4つの階層で成り立っています。
- 従業員
- 自営業者
- 経営者
- 投資家
ほとんどの人は従業員だと思いますが、従業員は唯一、あなたがどれだけ稼いでも、自分で給与を決めることができません。
他の3つは利益を自分で生み出せますが、従業員はそれらの利益を分配してもらっているにすぎません。
要するに、あなたが薄給で長時間「忙しく」働かされていたとしても、本当は何の文句も言えないのです。
ではどうすればいいのでしょうか。
それは、いたってシンプルなことだ。
忙しい毎日から抜け出すには、「従業員」の階層から抜け出して、「自営業者」「経営者」「投資家」になることだ。
自分で利益を生み出す側になればいいのだ。
「いきなり起業したり、社長になったりなんて、できるわけがない」って?
そう考えるのは、あなたの頭が固い証拠。
たとえば、クローゼットの中で眠っている洋服をオークションで販売したり、あなたが持っている自慢のノウハウをメルマガで発行して、アフィリエイトで稼いだりすることも、立派に自分で利益を生み出していることになる。
大きなことでなくてもいい。今自分が手にしている価値を、どうやったらお金に換えられるかを考えてみよう。とてもいい頭のトレーニングになるはずだ。
実際に田口さんは、投資をキッカケに借金まみれの「従業員」から抜け出しました。
当然、投資家として利益を出すには勉強が必要です。
しかし、「忙しい忙しい」と言いながら他人に働かされるよりも、自分の意志で忙しく学んでいる方がよっぽどマシです。
まずは「従業員から抜け出す」という思考を持ってみましょう。
そうすれば、何かが変わるかもしれませんよ。
残りの37の習慣を知りたくなったらこちらをクリック。
- 作者: 田口智隆
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2010/12/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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