東信和「『なるほど、その手があったか!』が量産できる"ひらめき"の作法」
バイアス(常識)を崩すと面白いアイデアが生まれる
- 温泉旅館は、非日常を楽しむところだよね
- 都会の水族館は、ビジネスパーソンの癒しの場だよね
- ブランド品は高いよね
この「◯◯と言えば△△だよね」を東さんはバイアス(常識)と呼び、それを崩すことによって新しいアイデアが生まれると言ってます。
では上記のバイアスを崩すとどうなるでしょうか?
日常的な感じを加えると旅館の価値が上がる
→旅館×職人による(着物や靴などの)メンテナンスサービス
商談がよりエキサイトする水族館
→水族館×外国人ゲストとの会食
ブランド品なのに安い
→規格外のりんごを使ったジュース
このようにバイアスを崩すことによって、新しいアイデアが生まれるのです。
バイアスとは「◯◯と言えば△△だよね」を穴埋めできるもののことです。
バイアスを見つけるときには、周りの人と話をしてもいいですし、ネットで検索してみても構いません。
ネットで検索する場合には、質問サイトのQ&Aや商品のレビューサイトがオススメです。
世間一般で考えられているバイアスは、こうしたサイトで見つけやすいのです。
というわけで、僕もバイアス崩しをやってみようと思います。
「腕時計って時間を知るためにつけるよね」
→時間以外にも確認したいものがあるのでは?
→気温を知る腕時計、風向きと風速を知る腕時計
「料亭と言えば高いよね」
→料亭だけど値段が安い
→料亭マクドナルド
やってみて思ったのは、これ結構難しいですね。
常識と思われているものでもバイアス崩しがやりにくい、あるいはやったところでビジネス的な価値がないというのが多かったです。
あと質問サイトのQ&Aを見ても、そもそもバイアスに該当するものが見当たらないw
僕の探し方が悪いのかもしれませんが。
まあこれも数の積み重ねで上達すると思いますので、暇なときに繰り返し練習していきます。
みなさんもバイアスを崩してみて、詳しいことを知りたいと思ったらぜひこの本を読んでみてください(*^^*)
「なるほど、その手があったか! 」が量産できる “ひらめき"の作法
- 作者: 東信和
- 出版社/メーカー: ファーストプレス
- 発売日: 2016/05/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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