性格は変わらないが、心は変わる! 松岡修造「人生を変える修造思考」
"松岡修造になりたい"なんて絶対に思わないでください
松岡修造「人生を変える修造思考」を読みました。
- 作者: 松岡修造
- 出版社/メーカー: アスコム
- 発売日: 2012/04/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本は修造さんの考え方をまとめたものです。
まえがきで修造さんは「俺の真似はするな。この本を参考にして、みなさんそれぞれの"自分的思考法"を作り上げてほしい」と述べています。
誰かの真似ではなく、自分が主人公だと思って人生を生きる。
というわけで、個人的に気になった修造語録をピックアップしていこうと思います。
眠るときは「ひつじ」を数えるより「お鮨」を食べる
眠るには、身体をリラックスさせることが大事です。
楽しいこと、うれしいことを本気で思い浮かべることは、そんなリラックス状態を作るためにとても有効な方法です。
楽しいことを考えましょう、と言うよりもお鮨を食べるところを想像しましょうと言った方が、言葉のインパクトがありますね。
僕も楽しいことをもっと想像していきます。
楽しいことで頭がいっぱいの状態になります。
「できそうな店員さん」とは、松岡修造に対してはっきり意見してくれそうな店員さんです。
後悔しない買い物をしたいと思ったら、まず店員さんを自分の分身にすること。
そのために、どんなものを欲しいのかをはっきり伝えること。
そうすることが後悔しない買い物の一番の近道かな、と思っています。
あの松岡修造にはっきりと意見を言う。
それができたら確かにいい店員さんですよね(笑)
修造の目力に圧倒されそう。
けど修造さんが言ってることは納得で、店員さんに情報を与えてもう一人の自分を作るっていう発想は面白いですね。
なんとなく食べない
まず腹式呼吸を何度か繰り返します。
次に空気を吸い込んだ瞬間、食べ物が入ってくる胃を意識しながら「ハッハッ、ハッハッ」と声を出して息を吐き出します。
そうすると、胃の中がおいしく食べるための最高の状態になります。
ラーメンの食べ方も独特だといわれます。
食べる前から割りばしを握って、麺をすする動きを繰り返すエア・ラーメンをしています。どうでもいいことだと思います。
でも僕は、本気で食べるときにはプレッシャーを感じています。
それは、僕のコンディション次第で、おいしさが大きく変わるからです。
どうでもいいことだと思いますwww
お鮨屋さんでは一瞬たりとも気を抜かない
そんな勝負食の中で、勝手に一対一の勝負だと思い込んでいるのが鮨屋に出かけたときです。
カウンターを挟んで職人と向き合う鮨屋は、どの料亭よりも戦える感覚があります。
(中略)
ゲタに鮨が置かれたらすぐに口に運びます。
でも、出される前に手を伸ばすのは失礼。
置かれてからしばらくそのままにしておくのは、もっと失礼。だから、職人が鮨を置いた瞬間に動き出せるようにいつも準備をしておきます。
職人が鮨を握って、僕が味わうまでが鮨を食べるひとつの流れです。
それが崩れると雰囲気も味も変わってしまいます。(中略)
舌を通りすぎると味わえなくなるので、何度もゆっくり深く噛みます。
「おいしい」と口を開くこともありません。
開いた瞬間にトロの美味しさが外に出ていく気がするからです。噛んで、噛んで、噛んで、ありがとうと心で感謝。
これがお鮨を食べるときの流儀です。
誰に褒められる分けでもありませんが、そんな自分だけの流儀があると、これまでと違った楽しさを味わえるはずです。
この本を通して感じるのは、修造さんは常に本気なんですよね。
それは仕事に対してだけではなく、日常生活のすべてに対しても本気。
要するに一日一日をダラタラ生きてない。
なんとなく日々を生きてるようなことはしない。
一瞬一瞬を大切にする姿勢はマジで見習う必要があります。
いつも心に富士山をイメージする
僕は富士山です。
僕のモチベーションを最も高めてくれる存在だからです。
富士山を思い浮かべるだけで僕らしさを取り戻すことができます。みなさんそれぞれにあるはずです。
お母さんの笑顔、子どもの顔、東京スカイツリー、実家の風景、何でもいいと思います。
そうして30秒経つ頃には、浮ついた気持ちが落ち着いて、肝が据わる感覚があるはずです。
瞑想についての話。
富士山や大自然、地球など、規模が大きいものを想像するのがいいかもしれませんね。
こういうのも普段やってないので、これから生活の中に取り入れます。
小さな成功でも喜ぶクセをつける
何か少しでも結果を残したら、「お前はすごい」と心の中で自分を褒めちぎってください。
もちろん、子どものように無邪気に飛び上がるほど喜んでもいいし、小さくガッツポーズをしてもいいと思います。
ちょっとした成功でも喜ぶことで自分のレベルアップにつながります。
そうすることで自分の力になっていくと考えたら、いろいろなことが楽しくなってくると思いませんか。その積み重ねが自分の実力になります。
これは僕が一番できていないこと。
自分で自分を褒めることの大切さは、いろいろな本で言われています。
他人褒めるのはもちろんですが、これからは自分を褒めることに意識を集中します。
「ありがとう」は、語尾をやさしく
「ありがとう」は、最後まではっきりと
基本にして一番大切なこと。
性格は変わらないが、心は変わる
ただ僕は断言します。
自分の心の置き方次第で心は必ず変えることができ、その結果、周りからの見え方、関わり方が変わってくるということを。
心が変わると変えてはいけない本来の自分らしさが愛おしく思えてきます。
その先には成長した自分に会えるという楽しさが待っています。
あなたなら、きっと本当の自分に出会える。
心の置き方。
心が変わると自分の性格が愛おしく思えてくるって素敵ですね。
僕も読書を始めてから、心が良い方向に向いているのは実感しています。
それだけ意識を改めることができているから。
もちろんまだまだな部分もありますが、ここまで変化できただけでも偉いんてす。
小さな成功でも喜ぶのが大事。
それが修造の言う、本当の自分に出会うための第一歩なんでしょう。
一日一日を本気で生きてみます。
- 作者: 松岡修造
- 出版社/メーカー: アスコム
- 発売日: 2016/02/22
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