ひかるの読書

ビジネス書を中心に気に入った言葉をご紹介!

本間ひろむ「ユダヤ人とクラシック音楽」

陰謀論的な内容を1%ほど期待してたけど、当然ながらそういうのはなくて残念。

キリスト教ユダヤ教において器楽(楽器を演奏した音楽)は悪魔の音楽と呼ばれていて、教会に持ち込むことが戒められていたそうです。



ユダヤ人とクラシック音楽 (光文社新書)

ユダヤ人とクラシック音楽 (光文社新書)

野口悠紀雄「超集中法 成功するのは2割を制する人」

全体の中で重要なのは2割程度。

その2割に努力を集中させれば成果の8割が生み出され、仕事の効率は飛躍的に高まります。

文章を書く作業は、見たまま、感じたままを書くことではないのです。
大部分を切り捨て、書くに値するものを抽出する作業なのです。



蓑豊「超〈集客力〉革命」

子どもたちに美術館を楽しんでもらうにはどうすればいいのか?

著者がよくやるのは「宝探し」。

子どもたちにポストカードを渡して、印刷されている絵を探すように言います。
作品を見つけ出したら、何でもいいからそのカードに感想を書いてもらうのです。

予備知識なんて必要ない。
そのときに感動しなくてもかまわない。

1枚の絵を一生懸命に見るだけでいい。
その体験だけで美術館に来た価値はある。

本物と印刷物が違うのだということがわかるだけでも、実物を見た甲斐があるのだ。

マキタスポーツ「すべてのJ-POPはパクリである。」

ビジュアル系の歌詞について

  • バイト→定められた瞬間
  • 花粉症→悩ましい鼻腔の叫び
  • 笑点→極彩色に彩られた日曜日のミサ

日常の言葉をビジュアル語変換すれば、それっぽい世界観を容易に構築できるっていうくだりは笑いました。

興味があるのは手品のタネ明かし

モノマネの対象がが大好きで「本人になりたい!」というタイプではなく、「本人はどうやって作品を作っているか」という構造分析、雑に言ってしまえば「手品のタネ明かし」に興味があるタイプだと自己分析しているマキタスポーツさん。

僕も同じなので、自分を表す言葉が見つかって良かったです。

大瀧詠一さんへの想い

あと大瀧詠一さんに対するメッセージが泣ける。

音楽教育を然るべき場所で受けず、長年一人で謎を探求していたマキタスポーツ
本書発売の3年前、唯一先生と呼べる人大瀧詠一さんが現れ、色々恩返しをするつもりだった矢先だったのに・・・

2013年12月、大瀧詠一、永眠。



すべてのJ-POPはパクリである (~現代ポップス論考)

すべてのJ-POPはパクリである (~現代ポップス論考)

宇野維正「1998年の宇多田ヒカル」

1998年当時の分析と、最近の浜崎あゆみに関する考察が面白かったです。



1998年の宇多田ヒカル (新潮新書)

1998年の宇多田ヒカル (新潮新書)

須田良規「東大流麻雀実戦名手 神品」

180冊目到達。えらいえらい(*^^*)
190冊目指して頑張ろう♪

雀荘に出入りする人々の、哀愁漂うショートストーリーの数々。それらとセットで紹介されるテクニックや打ち筋は、物語とリンクしています。

当然ながら、麻雀の知識で参考になる部分は数多くあります。よくこれだけのネタを集められたなと思い、驚嘆しますね。



東大流 麻雀実戦名手 ‐神品‐ (マイナビ麻雀BOOKS)

東大流 麻雀実戦名手 ‐神品‐ (マイナビ麻雀BOOKS)

内海聡「巨悪の正体 あなたはなぜカスなのか?」

カスという単語のオンパレード!
こんだけカスカス言ってくる本は見たことがありませんw



巨悪の正体 あなたは、なぜカスなのか?

巨悪の正体 あなたは、なぜカスなのか?